いもりン家の備忘録

2022年1月生まれのチョビすけを育てる

男性の育児参加についてそもそも受け入れ基盤ができてないじゃないっていう

こないだ旦那と息子と3人で一緒に児童館行って、親切に色々と説明などしてもらったのだけど、帰りにスタッフさんが私に向かってだけ「新米ママさん向け講座があるんです!」と声をかけてくれたので「ちなみにパパも参加可能ですか?」と尋ねたら「あら、想定してなかった!そうですよね!」という反応。
私も旦那も、たとえばママ同士の空間でしか話せないこと(特に産後の身体のこととかね)があるのは知ってたから「今回はママのみですね」と言われたらなるほど~て感じだったけど、想定自体されてないの、男性親の育児参加はまだまだマイノリティなのかなぁ、そうだねぇって帰りにふたりで話した。
なんか家とか車とか買う時に旦那さんにばかり営業かけるのの逆転バージョンみたいだな。それはマジョリティに対応してるのだろうけど、世間における役割の固定化を強化しているよなぁとも感じる。
我が家は旦那に対し「お前もママになるんだよ」のスタンスだけど、そもそも旦那本人が「ママになりたい」素質がある人で、そういう男性保護者すら参加する基盤ができてない(想定されてない)となると、そりゃやる気のないパッパをけしかけても上手いこと行かない現状だなぁと思ったのでした。まる。

男性の育児参加が「想定されてない」ことの何が問題か。
言われて(orやる気を出して)参加したり調べたりする→男性が想定されてないメッセージをたくさん目にする→本来俺がやるべきことではないのでは?と感じる→俺は「やらされてる」あるいは「優しいから/偉いから"やってあげてる"」という認識になってしまう。
うちの旦那は、というか我が家の夫婦同士は"マイノリティ"な自覚があるから、まぁ世間はマジョリティ向けに回ってるよね~くらいでダメージそこまで受けないんだけど(多少しょんぼりはする)、育児参加するぜ☆と意気込んだパパさん、少しは手伝ってと言われた旦那さんだったら、なかなかキビシーだろうな。

そういえば母親"だけ"が産後の育児調査用紙書くの腑に落ちないというか、なんだったら同じ用紙で「お父さん」「お母さん」入れ替えたものを両親ともに書かせた方がよっぽど実態つかめるのでは?とも思う。妻側が育児に困ってることで「遊び飲みが…… 寝ぐずりが……」って書いてるのに夫側は「困りごとありません☆」と書いて返す、みたいなのも全然ありそうだよな。用紙を書かせてるのは行政だけど、世間も令和にアップデートしてほしい。